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2018年8月26日日曜日

タイ・バンコクで月5万円生活できるできない論争に一投 何か大事なこと忘れてない?


今年やたら盛り上がっている「タイなら5万円で生活できる」論争。
できる派vsできない派の論争は平行線のまま落ち着いたかと思えば、
テレビ様が堂々と「夫婦で月10万円で生活可能」と宣言。

面白くなってきたので私なりの見解をまとめてみました。

まず費用を検証

ざっと滞在費を計算します

宿代

個人的には一泊900~1000円くらいのホステルが調度よいのですが、
500~600円ので充分だって人も多いので600円で計算します。
(シングルルームじゃないと嫌って人は一発レッドカード)

600円×30=18000円

食費

確かに屋台なら一食30~50バーツで食べれる。

が、しかし!
一日3食で計算すんな馬鹿
タイのご飯てなんか少ないと思ったことない?
一日に5食くらい食べるのが通常らしいです。

なので1食40バーツを5食
そして必須の水代(水道は飲めないよ)
コンビニだと1.5Lで20バーツくらいが相場かな
なので一日20バーツを加算

(40×5+20)×30=6600バーツ=約20000円

交通費

バンコクは交通機関なんでも安いからね。
バス6.5バーツ 電車も20バーツくらいで乗れちゃう。
まぁ一日40バーツくらい使うとしましょう。

40×30=1200バーツ=約4000円
(移動は全部徒歩だという強者は加算しなくてよい)


という訳で最低限の
宿代+食費+交通費
18000+20000+4000=42000円


あと8000円くらい余裕ができるので、
ビール代とか、ちょっと高い日本食屋行ったりも可能。
タバコも一箱200円くらいだし多少は吸ってもOKだ。

しかし!(こっから本題)


ここまでの計算は「とある」条件を元に成り立っている。

それは、
日本でかかっていた固定費がゼロであること

固定費は家賃、通信費、住民税、国民年金、国民健康保険、他である。

これらを無視して
「生活費は月5万円しかかかりません」
と言い張るなんて笑止千万!

なので以下の作業が必要
  • 部屋、携帯その他諸々の解約
  • 国保や年金もかからないように住民票を抜く
  • あと荷物全処分or実家に置く
  • タイのビザ取るのも忘れないでね

これらを全部やるワイルドさがあれば純粋に月5万円で計算できます。
日本の電話番号なくすとかかなりダメージなんじゃないかな。

色々考慮すると
「バンコクなら月5万円で生活できるんだから◎△$♪×¥○&%#~」
なんて気軽に言えないと思うんだがな。

まとめ

タイ・バンコクで月5万円生活は可能!
ただし
・贅沢は結構制限される。
・そしてガチで移住する覚悟行動が必要!

ちなみに

俺は無理!
あんな楽しいものばっかりの国でケチケチ生活なんてできねぇ!
 

その他注意すること

  • 医療レベルにおいては日本を大きく下回る
(東南アジアの富裕層は大病になったらみんなシンガポールに飛ぶらしい。)
健康に自信がない人は日本に居ましょう。

  • 為替リスクは常にあることを忘れずに