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2018年1月31日水曜日

2017年末 【負の世界遺産】アウシュビッツへ行く【クラクフからバスで】(Kraków to Oświęcim)

ポーランド クラクフに滞在中です。


下のベッドの人が夜中までがちゃがちゃ五月蝿く、

上の俺は度々ベッドを揺らされ良く寝れなかった。

というわけで超早起きでアウシュビッツ(オシフェエンチム)に向かうことにした。

クラクフ セントラル駅の東側にあるバスターミナルに向かう。




バスチケットは現地で買おうと思っていたが、
早朝だったので窓口空いておらず。

ドライバーから買うことにした。

しかしバスのおっちゃん英語わからず。


なんとか数字のやりとりでバスに乗れた。



オシフェエンチム行きのバスがターミナル内のどこにくるかは電光掲示板で確認できる。

不安な人は事前にチケット予約した方がいいね。

バス賃は片道14PLN


朝焼けのクラクフを走り、



1時間20分でオシフェエンチムに到着。

ちなみに今回ガイドを、日本人唯一のアウシュビッツガイド中谷さんに頼んでいた。

中谷さんのガイドはアウシュビッツのホームページからは予約できず、直接中谷さんにメールが必要なのでご注意を。




予定より一本早いバスだったので、
待ち合わせまでは1時間半あり周辺を散策。


その後、中谷さんの元に集合。
思ったより日本人いっぱいおる。
20人くらいかな。
ワルシャワでもクラクフ でも日本人皆無だったのにどこにいたのか…

世界中でとても関心の高い場所ということだろう。

誰もが一度は写真などで見たことあるであろう有名な門。


ここから4時間のガイドツアーとなる。
通常は3時間

今日はクリスマス期間ということで訪問者は少ないらしい。

それでも人だらけ。
EU全土から訪問者は集まるらしい。

学校単位で来ることが多いとか。

教育の重要な要の一つとして機能している。



入館料ガイド料色々込み込みで50PLNだった。
これは人数によって変動するようだ。

アウシュビッツとビルケナウはバスで往復できる。
時刻表はこんなかんじ。


両方周り、ガイド終了後は自由行動となった。
(監視塔に登るとこだけはガイド同行じゃないとダメなようだ)


感想はね、詳しくは書かないが
「行ってよかった」

あと
「誰もは一度は行ってほしい」

理解できる言語のガイド有りでね。

人間がどうして間違いを犯すか

その一つのヒントが見つけられる場所だと思う。

剥き出しの暖炉。
もともと木造の建物があったが、薪に使うため壊され、
こういう風景になっている。

冬の辛さを表わす風景となっている。


ビルケナウ。

ユダヤ人が乗せられたトロッコ

ガス室の建物は証拠隠滅のため、ドイツ軍に爆破され、
今は瓦礫だけが残っている。

このガス室はユダヤ人の意向で、
修復されることはないという。

戦後70年経ち、
どんどん風化してっている。

存在しているうちに是非訪れてみてください。

あ、事前に予習はしてってね。
行けばアウシュビッツの全てが分かる訳ではないので。

wikiとか映画「アンネの日記」とか見るだけでもしてって。





クラクフには列車でも帰れるけどバスにしました。

めっちゃ混んだけど。

時刻表はこんなかんじ。
19:45にアウシュビッツを出発すればクラクフまで帰れる。
時間には余裕を持ってね。